大学入学祝いのお返しについて
内祝いのマナーについて
身内のお祝いなので、お返しは不要ですが、お礼の言葉を伝えることと、お礼状は必ず出してください。
お礼状は、子供が小さいうちは親が代書し、子どもの手書きの絵や文字を添えるようにしてください。
中学生以上なら、親からとは別に、本人が直接お礼状を送ってください。
そして、お祝いをいただいた方の子どもが入学する際は、同様のお祝いをしてください。
子ども本人からの手紙の文例について
叔父さん、お祝いありがとうございました。
叔父さんのアドバイス通り、古今東西の名著を読破するつもりでいたので図書券は最高の贈り物でした。
入学試験のあと、しばらくこちらで、のんびりしましたが、いよいよ来週から東京での学生生活が始まります。
叔父さんも知っての通り、都会での生活も、一人暮らしも初めての経験です。少し不安ですが、近くに叔父さんが住んでいると思うと、本当に心強く感じています。
父や母も叔父さんがいてくれるので、卒業までは心配ないと、安心しています。(気楽なものです)
いろいろご面倒をおかけすると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
おばさんや香織ちゃんにもどうぞよろしく。みなさんに会える日を楽しみにしています。
まずは、お礼とお知らせまで。
内祝いの金額の相場や品物について
それほど親しくしていない人から入学のお祝いをいただくこともあります。
贈る側としては、心からお祝いの気持ちを表したいのですから、受け取っておくほうがよいでしょう。
気軽なものならきちんとお礼をすればすむのですが、高価なものが届いた場合にはどうしたらよいか悩んでしまいます。かといって、返送するのは角が立つものです。
気になるようなら「今後はお気遣いなく」という趣旨の礼状とともに、「同額程度のお返し」をするのがよいでしょう。
その場合は「商品券」などを選ぶとすっきりするものです。
内祝いののしの書き方について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御礼」など
表書き/名前:上書きより小さめの文字でフルネーム
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より
「冠婚葬祭ブック」より
「冠婚葬祭 手紙スピーチ全書」より