入学祝いの祝儀袋について
お祝いのマナーについて
中学、高校、大学への進学など、卒業と入学が重なる場合は、新しい門出を祝って入学祝いを優先し、入学の前後1ヵ月以内に贈ります。
水引、表書き、名前など、のし袋の書き方について
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御祝」「御入学御祝」「祝 ご入学」など
表書き/名前:上書きよりやや小さめの文字でフルネーム
お金の入れ方について
のし袋に入れる現金は、封筒に入れるか中袋に包みます。市販ののし袋で中袋がついていないときは、半紙か奉書紙で包むと丁寧です。
また、のし袋にお札を入れるときは、お札の表(顔が印刷されている側)が表に向くように中袋にいれます。
中袋を上包みから外すときは、水引をかけたまま上包みの下から引き抜きます。水引は一度外すとかけ直すのが難しいので、お金を入れて金額や氏名を記入したらそのまま下側から入れて戻すと袋がよれたりしません。
中袋の金額の書き方について
表側:中央に金額を書きます。ただし、市販のもので金額の記入欄がある場合はそこに書きます。算用数字ではなく、漢字を用いましょう。
裏側:住所と氏名を書きます。こちらも記入欄があればそこに書きます。
金額の書き方:金額は漢数字で書きます。表記は正式でも略式でも構いません。
正式・・・略式
金 伍阡圓・・・金 五千円
金 壱萬圓・・・金 一万円
金 弐萬圓・・・金 二万円
金 参萬圓・・・金 三万円
金 伍萬圓・・・金 五万円
金 拾萬圓・・・金 十万円
お金のマナーについて
現金はなるべく新札を用意しましょう。最近は簡単に新札が用意できるので古いお札を贈るより、清潔なものを差し上げる意味で新札を贈るほうをおすすめします。
内祝い(お返し)の水引、表書き、名前の書き方について
水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御礼」など
表書き/名前:上書きより小さめの文字でフルネーム
「喜ばれる贈り物のマナー」より
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より
「冠婚葬祭ブック」より